
はじめに
昨年、敦賀青年会議所は創立65周年を迎え、華々しく未来に向けて歩み始めました。これまで培ってきた歴史の中で、様々な事業を行い青年会議所のネットワークを活かし、幾多の自然災害、人為災害にも使命感を持って立ち向かい、運動を起こし活動を行ってきました。
私達のまち敦賀は、海と山に加え古くから鉄道と港のまちとして栄え、2024年3月16日には北陸新幹線敦賀延伸を果たし、さらなる魅力多きまちとなりました。この様々な魅力を最大限活かし、未来を見据えたまちづくりを行っていく事が今後の敦賀の発展に大きく影響していくと考えます。
そして、敦賀青年会議所は今年、法人格を公益社団法人から一般社団法人に変更します。時代の流れを読み取り、敦賀市に効果のある事業をもたらす事ができると考え未来の為の一手を打ちます。一般社団法人となることで、敦賀青年会議所がより闊達に運動を行い、混在している魅力あるものをさらに研究する事で、発信にも工夫を凝らす事ができます。これこそが今の敦賀市、そして敦賀青年会議所に必要であると考えます。また、行う事業は制限の緩和がされ収益事業も行う事ができ、モデル事業としてJCから市民や他団体へ引き継ぐ事へのさらなる期待ができます。その上で、会員の個性を活かした事業やメンバーの交流の時間や質を改善し、現状にあった組織改革を行っていきます。一般社団法人元年となる2026年は、さらにメンバー一丸となって、社会の課題を解決し持続可能な地域をつくることを目指していきます。
敦賀の魅力
敦賀市は、街道・鉄道・海路が交差する交通の要衝であり、人が行き交う町として栄えてきました。特産物には、越前ガニや敦賀真鯛等海の食べ物が有名で、多くの人が訪れる観光地と、海があり山に囲まれ自然に触れる事ができ、その他数多くの魅力を持ったこのまちは県内外から人を集める強みを持っています。
しかし、数多くの魅力があるものの、日の目を見ないものや強みを活かし切れていないものも数多くあります。このような敦賀の魅力を探究し、さらには組み合わせて宣伝する等、発信にも工夫を凝らす事で強みに生まれ変わるのではないかと考えます。また、北陸新幹線敦賀開業による効果に期待はあるものの、人が行き交う中継都市としての価値は希薄しつつあるのが現状で、敦賀に留まる人が減り、産業や人口にも影響をもたらしています。敦賀の人口減少問題については、出生数減や若年層の市外県外への流失に加え、低いIターン率、移住者数の伸び悩みによって、経済成長が難しくなり労働環境の悪化が不安視されています。その為、移住者を迎える為の準備や支援と次代を担う若者がまちづくりに参画し地域への愛着を持つ事が、住みたくなるまち、帰ってきたくなるまちに繋がり、敦賀市が今必要とするまちづくりであると考えます。また、今強みとなっている敦賀の魅力に加え、敦賀で住み暮らしてもらう為の敦賀の魅力を発掘し研究しなければなりません。
このまち敦賀には、素晴らしい価値や魅力が多くあります。魅力をさらに効果的に発揮する為には、まずは敦賀市民が敦賀の魅力を知り、独自の価値を活かし、それらの価値が相乗効果を生む事が大切です。
そして、その価値の相乗効果は、多くの人に影響を与え自発的に敦賀をPRする人が増え、敦賀の魅力がより輝くよう敦賀青年会議所が若きリーダーとしてこれからも先導していきます。
敦賀青年会議所の責務
敦賀青年会議所は、創立以来まちの課題解決に取り組み、社会により良い変化をもたらすために常に地域のリーダーとして率先して行動してきました。青年会議所の活動には、まちや地域の活性化の為に事業を行う事、災害時にはボランティア活動への参加やネットワークを活かし迅速に救援に向かう事もあります。これからもまちに寄り添い頼りにされる存在である為に、様々な人を巻き込み事業を展開しネットワークを強固にする必要があります。また、敦賀の問題や課題を知り解決する為には、行政やまちづくり団体だけでは解決は難しく市民の力が重要になります。最初は協力し合い想いを共有し、やがてその問題や課題が解決する事ができれば、担い手として市民が中心となって地域活性化、そしてまちづくりを行っていけるよう導くのが敦賀青年会議所の責務であると考えております。
さらに、地域のリーダーとして様々な場面で先導するにあたり、常に誠実で品格のある青年として相応しい事が求められます。信頼を得続ける事で人として成長でき、それは組織の信頼にも繋がります。輝く個性を大切にし、地域課題に取り組み共に成長できる組織を目指し、明るい豊かな社会を築き上げる為邁進して参ります。
会員拡大の変革
まちづくりに携わる諸団体の悩みの一つであり、団体存続の死活問題にもなり得る問題が会員の減少です。敦賀青年会議所も会員拡大を行ってはいるものの、卒業生や退会者の数に追いつくのがやっとで、少しずつ会員数が減少してきています。今までの会員拡大では青年会議所に対して魅力を感じてもらう事が難しく、在籍する価値を失い退会する人が少なからずいます。まずは、会員全員が危機感を共有し今までの会員拡大のやり方を見直す必要があります。また、入会するだけではなく日々のJCライフにおいても、勧誘時や新入会員の時にしっかりとその人を知り、魅力を共に探し会員をサポートする事で敦賀青年会議所の魅力が高まり在籍する価値へと繋がると考えます。
さらに、敦賀青年会議所は、まちづくりや青少年等の様々な事業を行ってきましたが、人の力なくしては何事も成り立ちません。少人数でも、大きく価値のある事業の展開はできると思います。敦賀青年会議所は、敦賀を想い未来を考え活動してきた団体であり、様々な個性ある人が集まる事で多くのアイディアが生まれ、一丸となり敦賀市のまちづくりを活性化してきました。我々敦賀青年会議所だからこそできる効果的な事業を継続していく為にも、一人でも多くの力が必要です。だからこそ、時代にあった会員拡大が求められます。
会員拡大が急務だと言っているだけではなく、会員拡大を意識した組織構成と事業構築を考え会員全員が全力で行える会員拡大の変革の年とします。
結びに
私は、敦賀青年会議所に入会してから、常に挑戦し重要な役職を任せていただけるまでになりました。入会前は、人前に出る事を避け、苦手なことから逃げ、リーダーとは程遠い存在でした。このままではいけない。自分自身を変えたい。そんな想いでがむしゃらに役職を受け挑戦してきました。先輩から受けた厳しい言葉や感謝の言葉、人として成長している実感ができたからこそ挑戦し、努力し続ける事ができました。自分にとってかっこいい青年になれる学校、それが敦賀青年会議所です。
「人間というのは、結果を得て幸福になるのではない。努力そのものが幸福なのだ」
本多静六(林学者、造園家)
錦上添花、美しいものに美しいものが重なれば、そこには新たに幸福が生まれます。
魅力ある会員が揃う敦賀青年会議所に、新しい会員が加わる事は大きな幸せでもあり、それがまたより多くの幸福を呼びます。努力を惜しまない輝く青年が集まり、共に全力で挑戦し続け様々な錦上添花を起こして参りましょう。
基本理念
感謝を込めて、ひたすらに楽しもう!
基本方針
- 敦賀の魅力の発掘と研究を行う事業の展開
- 敦賀青年会議所の広報となる事業の展開
- 会員拡大の情報を集め、新たな会員発掘を目的とした事業の展開
- 会員の成長と個性を育む事業の展開
- 会員の交流を目的とした事業の展開
- 行政、外部団体との連携強化
- 日本青年会議所、北陸信越地区協議会、福井ブロック協議会への支援連携並びに積極的な参加
委員会構成 2委員会・1局
まちづくり委員会
全国の地方地域では若者の人口流出が進んでおり、都市圏への人口が流入している一方で、過疎化する地方地域が増加し、地域間の格差が拡大しています。敦賀市もまたこの人口減少の問題を抱えている為、魅力あるまちをつくり地域活性化を行い、近代において持続可能な社会を作る地方創生が求められています。 敦賀市は2024年北陸新幹線敦賀開業を迎え、行政や各団体・各企業が今まで様々な企画やプロジェクトを行ってきました。しかし、限られた期間のみに人が集中する事はあるものの、住みたくなるまち帰ってきたくなるまちには繋がらないものが多いです。まずは、敦賀市の魅力を明確にし、住みたくなるまち帰ってきたくなるまちを意識したまちづくりが必要となります。 敦賀青年会議所は単年度制というルールの中、様々な事業を行ってきました。そして、全ての事業に意味があり目的をもって行われてきました。塵も積もれば山となる。地道な活動は必ず実を結ぶと信じ、持続可能な地域を創ることを目指しまちの未来を描く事業を展開します。
- 5月度例会
敦賀の魅力の発掘と研究を行う事業 - 8月度例会
まちづくりに対して理解が深まる事業 - 10月度例会
まちづくり事業についての説明または検証を行う事業 - まちの魅力を発信し、敦賀青年会議所を広報する事業の担当(まちづくり事業)
- 会員候補者の情報収集と会員拡大
- 日本青年会議所、北陸信越地区協議会、福井ブロック協議会、各事業への積極的参加
- 総会決議、理事会で承認された事業及び業務担当
未来への一歩委員会
敦賀青年会議所の課題の1つである会員拡大があります。多くの会員が、会員拡大が大事だと分かってはいても、実際動いているのは数人しかおらず想いに温度差があります。また、勧誘のやり方についても、分かっていないまま会員拡大を行ってしまっている事も原因の一つです。まずは、会員全員が敦賀青年会議所の魅力を知り、会員拡大に対して理解を深め、想いの温度差を埋める事が重要です。 さらに、様々な活動の中で、まちづくりに参画したい、人脈を増やしたい、成長したい等、会員それぞれ目的と魅力を持って在籍していますが、その目的と魅力に価値を失えばその会員は各事業や例会等に参加する事は難しくなります。入会しただけでは、目的や魅力を持てる可能性のある機会に触れようとしない為、新入会員を始めとする会員をしっかりとサポートし、人財育成についても重きをおく事が重要です。 敦賀青年会議所の活力を生み出し続ける為にも、新しい会員の発掘、そして会員の成長が共にできる環境となるよう努め組織力を高めて参ります。
- 2月度例会
会員の成長と個性を育む事業 - 4月度例会
会員拡大の情報を集め、新たな会員発掘を目的とした事業 - 9月度例会
新入会員オリエンテーションの担当 - 11月度例会
会員交流事業 - 会員候補者の情報収集と会員拡大の主導
- 日本青年会議所、北陸信越地区協議会、福井ブロック協議会、各事業への積極的参加
- 総会決議、理事会で承認された事業及び業務担当
事務局
敦賀青年会議所は、事務局がいなければ組織として成り立ちません。渉外や各会議の準備等、組織運営の要を担う存在です。そして、敦賀青年会議所の縁の下の力持ちとして円滑な運営を目指し、組織運営を任されているものとして責任感を持って行って参ります。さらに、日本青年会議所本会、北陸信越地区協議会、福井ブロック協議会等やその他団体の窓口となり会員に積極的な参加を促します。また、財務諸表の作成、活動における財務バランスの調整や確認、コンプライアンスの精査等、敦賀青年会議所の財務管理及び審査や指導も行います。 敦賀青年会議所の活動が円滑に進むよう何事も柔軟且つ迅速に対応できるよう努め、輝く個性を活かし信頼のおける組織運営を目指して参ります。
- 定時総会(1月)の企画・運営・議事録の作成
- 臨時総会(7月・12月)の企画・運営・議事録の作成
- 3月度例会
ブロック公式訪問の設営の担当 - 6月度例会
会員及び他団体との交流事業 - ホームページとSNSの管理運営
- コンプライアンスの精査
- 法人会計の基準に基づく財務諸表の作成と指導
- 理事会の設営
- 総会・理事会の議事録の作成
- 日本JC災害ネットワークに関する業務
- 会員候補者の情報収集と会員拡大
- 日本青年会議所、北陸信越地区協議会、福井ブロック協議会、各事業への事業支援並びに積極的な参加
- 総会決議、理事会で承認された事業および業務担当









